実習の評価方法

岡山大学病院薬剤部では、3つの評価を組み合わせて実習評価としています(図1)。

自己評価

23-02

岡山大学病院薬剤部が独自に作成したルーブリック評価表を用いて、自己評価をします。

評価のタイミングは、実習前、実習後です。2週間以上継続する部署に関しては、実習の中間地点でも自己評価を行います。

自己評価は、主観的なものだからあまり意味がないのではないかと思われる場合もあるかもしれません。自己評価とは、自分の行い、成果、プロセス、成長したことを俯瞰し、価値を見いだすことです。自己評価は、自らの成長を確認するとても有用な方法です。

薬剤師による客観的評価

自己評価で用いるルーブリック評価表と同じ評価表を用いて複数の薬剤師が評価を行います。各実習に特異的な項目と実習態度に関わる共通項目という構成になっています。各部署の評価表は実習初日に配布しますので、必要事項(グループ、氏名、学籍番号、実習期間)を実習生記入欄に記入の上、各部署の実習開始時に担当者へ手渡します。実習終了後に、担当副部長を通じて各大学の薬学部へ提出されます。

ポートフォリオ

ポートフォリオについては、ポートフォリオとは?の項目を参照してください。実習中は、ePortfolioの活用により、Web上でポートフォリオを作成します。ポートフォリオは、従来はファイルで作成するものですが、当院では、紙のポートフォリオファイルと並行して電子ポートフォリオ(ePortfolio)を活用しています。ePortfolioは、SNS(Social Networking System)を基盤に開発されたシステムです(図2)。SNSとは、Facebookに代表されるコミュニケーションツールで、コミュニケーションを活性化するという機能を持っています。電子ポートフォリオでは、インターネットを通じていつでもポートフォリオが作成できます。また、他の実習生のポートフォリオを閲覧することができます。同じ時期、同じ場所で実習をしていても、各自が得る知識、体験、気づきは、多種多様であるため、ePortofolioを通じて知の共有をしてほしいと思います。

23-03