岡山大学病院薬剤部では、実務実習について三現主義(現場を見る、現物を見る、現実的に考えること)を、モットーとしています。実務実習ですので、現場での見学および体験はもちろんですが、発表課題やSGDを通して、臨床現場の課題に向き合うことで現実的に考えることを経験してもらいます。
私たちは、病院実習中、実習生には、自ら学び、自ら考え、自ら行動することを期待しています。ポートフォリオを使って、目標を立てる、実行する(実習で体験してみる)、振り返るというプロセスを繰り返し行います。薬剤師を目指している方はもちろんですが、病院薬剤師や薬局薬剤師ではない進路を考えている方にも、臨床現場の現実を肌で感じることはもちろんのこと、ポートフォリオを用いて、目標を設定し実行する、振り返ってみて自己評価をするという方法を身につけてほしいと考えています。