講演会講師:臨床薬理研究振興財団 設立50周年記念式典に参加しました
2025年9月30日

2025年7月12日(土)、公益財団法人 臨床薬理研究振興財団の設立50周年記念式典が、品川プリンスホテルにて開催されました。全国から約170名の関係者が出席し、「設立50周年に感謝と誇りをもって、臨床薬理学の更なる発展に貢献しよう」というスローガンのもと、これまでの歩みを振り返るとともに、今後の活動の方向性について意見交換が行われました。
式典は3部構成で行われ、第1部では平島昭司理事長の挨拶に続き、出捐会社や関係機関から祝辞が寄せられ、財団功労賞の表彰式が行われました。
岡山大学病院薬剤部からは、座間味義人教授が第2部の講演会に登壇し、「多施設共同研究の成果」をテーマに、若手ネットワークを活用した研究事例や今後の展望について発表しました。また、徳島大学グループも「ドラッグリポジショニング研究の発展」や「リアルワールドデータを活用した臨床研究」などの研究成果を紹介し、地域や施設を越えた共同研究の重要性について議論が深まりました。式典の最後には情報交換会が開催され、和やかな雰囲気の中で活発な交流が行われました。
本式典を通じて、臨床薬理学の発展には多分野・多施設の連携が不可欠であることを再認識するとともに、今後も岡山大学薬剤部は国内外の研究者・機関と協力し、研究活動を推進してまいります。


関連ページ