お知らせ:玉野市「遺伝子解析を活用した健康づくり事業説明会2025」に参加
2025年6月2日
2025年5月11日および18日、岡山県玉野市にて「遺伝子解析を活用した健康づくり事業説明会2025」が開催され、岡山大学から濱野裕章講師(岡山大学病院 薬剤部)、武田達明講師(薬学部)、丸山里咲薬剤師、中井茉友さん(薬学部5回生)、冨田依里さん(薬学部4回生)が参加しました。
本事業は、岡山大学病院 薬剤部、岡山大学 臨床遺伝子医療学分野、玉野市自治体、NTTプレシジョンメディシンが連携体制のもとで進めている住民参加型のゲノム利活用プロジェクトで、2024年度より開始されました。本プロジェクトでは、住民の遺伝子情報と特定健診データを組み合わせ、個々のリスクに応じた生活習慣改善支援を提供しています。説明会では、市民の皆さまを対象に、遺伝子解析の目的や結果の活用方法、個別健康支援の仕組みについて説明が行われました。
当日は、本学の教職員と薬学部生が協力し、住民との対話を通じて、研究内容や今後の展開について共有するとともに、地域に根ざした実践的な医療・健康支援のあり方について活発な意見交換が行われました。今後も本学は、学際的かつ実践的なアプローチを通じて、ゲノム医療と地域医療を統合した新たな予防医療モデルの社会実装を目指し、教育・研究・地域貢献を一体として推進してまいります。



