学会発表のお知らせ:第9回フレッシャーズ・カンファランス(7/4~5)に参加しました
2026年7月29日
2026年7月4日から5日にかけて、帝京平成大学中野キャンパスで開催された第9回フレッシャーズ・カンファランスに参加しました。 本カンファランスでは、杉野雅哉薬剤師が「治療初期の軽症免疫関連有害事象による後続する有害事象関連入院リスクの評価」について口頭発表を行い、博士課程の陳芸婷さんが「機械学習に基づくVEGFR2阻害剤の探索」についてポスター発表を行い、薬学部5年生の大森悠生さんが「免疫チェックポイント阻害薬誘発心筋炎の発症予測モデルの作成」について口頭発表を行いました。なお、杉野薬剤師の発表は優秀演題発表賞を受賞しました。
杉野雅哉薬剤師のコメント
以前、ガイドラインに示されていない臨床上の課題に目を向け、それをクリニカルクエスチョンとして研究につなげることが重要だと助言をいただきました。今回の研究も、軽症の有害事象を経過観察するだけでよいのかという疑問から生まれ、この視点が受賞にもつながったと感じています。
博士課程 陳芸婷さんのコメント
学会に初めて参加し、準備を通じて専門用語を多く学びました。また、発表や質疑応答での交流を通じて、日本語でのコミュニケーション力も大きく向上したと実感しています。研究面では、他の参加者との議論から、これまで気づかなかった背景知識や視点を得ることができました。中には、事前に調べきれていなかった内容もあり、帰宅後に自分で調べ直すことで新たな理解が深まりました。その結果、自分の研究にはまだ改善の余地があると強く感じ、今後の課題や方向性がより明確になりました。非常に貴重な経験となりました。
薬学部5年生 大森悠生さんのコメント
学会発表を通じて、限られた6分間で研究内容を伝えるためには、研究の中で何を最も伝えるべきかを整理することが重要だと学びました。発表準備を進める中で、自身の研究の目的や意義を改めて見直すことができ、研究への理解も深まりました。また、研究に精力的に取り組む同級生や先生方の発表を聞き、大きな刺激を受けました。一方で、研究内容を初めて聞く方にも分かりやすく伝える点には課題が残りましたが、今後の発表力の向上につながる非常に有意義な経験となりました。
今回得られた学びや課題を、今後の研究活動および発表に活かしてまいります。
ポスター・オーラルの概要
- 演題名:治療初期の軽症免疫関連有害事象による後続する有害事象関連入院リスクの評価
発表者:杉野雅哉薬剤師/岡山大学病院薬剤部 - 演題名:機械学習に基づくVEGFR2阻害剤の探索
発表者:CHEN YITING/岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 - 演題名:免疫チェックポイント阻害薬誘発心筋炎の発症予測モデルの作成
発表者:大森悠生/岡山大学
杉野雅哉薬剤師による口頭発表の様子
陳芸婷さんによるポスター発表の様子
大森悠生さんによる口頭発表の様子
第9回フレッシャーズ・カンファランスに参加した薬剤部員および学生
優秀演題発表賞を受賞した杉野雅哉薬剤師