薬剤部内勉強会

当院薬剤部では入局2年目以降は病棟での薬剤管理指導にも携わっていきます。薬剤管理指導業務には薬学部で学んだ基礎的な薬学的知識に加え、患者とのコミュニケーション能力や問題解決能力、実際の症例へ応用する力を身につけることが必要となります。これらの能力の向上を目指し、当院薬剤部では、経験年数3年以上の薬剤師がファシリテーターとなり、新人薬剤師を対象に講義や確認テスト、SGD(small group discussion)を組み込んだ形式の勉強会を開催しています。
講義にて病態や薬剤に関する基礎知識を高め、確認テストによる知識の定着を図っています。また、SGDでは糖尿病や乳癌などの模擬症例を使用し、症例の問題点を挙げその解決方法をディスカッションしながら、幅広い視点を身につけていきます。
このように、当院薬剤部では患者様の安全・安心な薬物療法実施のため薬剤師としての臨床能力の向上に努めています。