能登半島地震DMAT活動報告会がありました!

2024年05月23日

5月9日(木)に薬剤部カンファレンスを開催しました. 部員全員が参加する薬剤部カンファレンスは毎月開催しており, 薬剤部員が普段から取り組んでいる内容を薬剤部内で共有する会となっています.
今月は, 「能登半島地震DMAT活動報告」について槇枝大貴主任から, 被災地におけるDMAT活動の実態, チームの中での薬剤師の役割, 災害が起きた時の薬剤師に求められることを中心に発表してもらいました.

DMAT隊員として活動した槇枝大貴主任からコメントをもらいたいと思います.

槇枝大貴主任:
DMAT活動では, 薬剤部を含めた各部門のサポートが必須であり, 日頃の防災対策が重要です. 今回の薬剤部の迅速な対応に感謝しています. また, 災害時の薬剤師の役割は大きいため, 災害医療に興味をもつ薬剤師が一人でも多く増えることを期待します.

今後も臨床業務・教育・研究に力を入れ薬剤部の発展, さらには地域医療の進歩に繋がるよう研鑽を続けてまいりますので, どうぞよろしくお願いいたします.

 薬剤部カンファレンスで発表されている槇枝大貴主任(左上)

今年も新しい仲間が入職しました!

2024年04月09日

この春, 薬剤部に新しい仲間が増え, 新たな年度がスタートしました.

今年は4月に9名が入職し, 5月にも1名の薬剤師が仲間入りします.
当部員と新入職員の顔合わせでは, 出身地や出身大学などを自己紹介してもらいました.
出身地も中四国の岡山, 広島, 山口, 香川の他, 千葉, 大阪, 兵庫, 福岡といった様々なところから集まっています.
すでに薬剤師経験がある方や新卒の方など経験値も様々ですが, 緊張とやる気で新天地での活躍を大いに期待させる存在です.
時には和気あいあいと, 時には切磋琢磨しながら成長していって欲しいです.
われわれ先輩の薬剤部員も刺激を受けてより良い薬剤部に向かって一緒に頑張っていきます!

 新入職員10名

鍛治園誠副薬剤部長と岩田直大薬剤師がirAE対策チームの一員として楷の木賞(病院長賞)を受賞されました!

2024年03月29日

 当部の鍛治園誠副薬剤部長と岩田直大薬剤師が免疫関連有害事象(irAE)対策チームの一員として楷の木賞(病院長賞)を受賞されました.
受賞された岩田直大薬剤師にインタビューを行いたいと思います!

Q. 受賞おめでとうございます. irAE対策チームではどのような活動を行っているか教えてください.
A. 免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は, がん細胞により免疫細胞の働きが低下させられた状態に対して, 「免疫チェックポイント」を阻害することで, がん細胞に対する免疫反応を再活性化させる薬剤として近年, 多くの腫瘍に対して使用されています. 一方で, ICIによる副作用は免疫関連有害事象(irAE)とも呼ばれ, さまざまな臓器で起きかつ発症するタイミングも様々であること, さらに重篤であることが少なくないことが特徴で, irAEを早期に発見し対応することはとても重要です. 私たちは, 診療科横断的に医師, 看護師, 薬剤師を含むチームでirAEのモニタリングやその対策を行っています.

Q. チームの中で薬剤師に求められていることについて教えてください.
A. ICIによる治療は外来で行われることが多いため, 患者さんが普段の生活で困らないようなサポートをしていく必要があります. そのため, 患者さんへirAEに関する指導を行うことや, irAEを早期に発見するために薬局薬剤師との薬薬連携や地域を交えた情報提供が求められています.

Q. 多職種連携で大事にされていることを教えてください.
A. まずは, それぞれの専門職としての強みを理解することが大切です. さらに, それぞれの立場から考えられる対策をチームとして共有し, 実行していくことが求められます. また, 各職種の意見をチームへ発信し、情報共有できる力も大切だと感じています.

Q. 今後のチームとしての目標や, 個人の目標など教えてください.
A. これまでに, 院内のirAE報告のフローを構築しチームで意見交換するためのirAEデータベースを作成しました. また, 薬局と情報共有できるシステムの構築なども行ってきました. 今後は, irAEデータベースを強化しirAEのリスク因子の解析に取り組んでいきます. また, 地域の薬局薬剤師や市民に向けた講習なども引き続き行っていく予定です.

 岩田直大薬剤師(左)と鍛治園誠副薬剤部長(右)