2023年
お知らせ
- 2023年3月20日
受賞・表彰:岡山大学病院薬剤部 牛尾聡一郎特任助教「新エネルギー総合開発機構NEDO-TCP 審査員特別賞 - 2023年3月9日
薬剤部NOW:22月14・16・21日 インターンシップを開催しました! - 2023年3月9日
重要なお知らせ:2023年度採用試験の実施について - 2023年3月1日
重要なお知らせ:2023年度就職説明会・見学会の受付開始 - 2023年2月7日
薬剤部NOW:神戸薬科大学合同説明会に参加してきました!
講演会講師
- 2023年2月14日
講演のお知らせ: 東恩納司 先生「岡山県薬剤師感染症セミナーISOP」 - 2023年1月26日
講演のお知らせ:有木沙織先生「病院薬剤師・かかりつけ薬剤師とドクターが考えるCKD医療連携セミナー」 - 2023年1月26日
講演のお知らせ:有木沙織先生「第三回慢性腎臓病オンライン研修会」
学会発表
- 2023年3月9日
研究情報
- 2023年2月28日
助成事業採択のお知らせ:牛尾聡一郎特任助教「JST 大学・エコシステム推進型 スタートアップ・エコシステム形成支援」 - 2023年2月7日
論文受理:Clinical and Experimental Medicine誌(徳島大学薬剤部八木健太先生と岡山大学病院薬剤部の共同研究成果) - 2023年2月7日
論文受理:The Annals of Pharmacotherapy誌(岡山大学病院薬剤部と下越病院薬剤課三星先生、徳島大学薬剤部の共同研究成果) - 2023年1月19日
助成事業採択のお知らせ:蔵田靖子先生「ダイバーシティ推進本部 令和4年度男女共同参画室「女性教員支援助成金【研究費配分型】」」 - 2023年1月19日
論文受理:Pediatr Blood Cancer誌(岡山大学病院小児科と建部泰尚先生の共同研究成果)
2022年
お知らせ
2022年12月13日
岡山大学学術研究院医歯薬学域 薬理学 細野祥之教授に指導いただいている、大学院生の宮本理史さんが令和5年度OUフェローシップ事業に採択されました。
岡山大学学術研究院医歯薬学域 薬理学ホームページ
OUフェローシップは、博士後期課程に進学する優秀な人材の確保、将来の我が国の科学技術・イノベーション創出を担う博士後期課程学生の処遇向上とキャリアパスの支援を実施するものです。
OUフェローシップ事業 (OU Fellowship)
2022年10月1日

10月1日付けで岡山大学病院薬剤部 主任の江角悟先生が、神戸学院大学 薬学部の講師として人事異動がありましたのでご報告いたします。
今後の益々のご活躍を薬剤部一同祈念しております。
2022年7月26日
牛尾聡一郎特任助教が開発した薬剤師のための教育ツールを岡大ピッチコンテスト2022で発表し、最優秀賞を受賞しました。上記の内容は山陽新聞にも掲載されました。
詳しくは【こちら】をご確認ください。
2022年7月20日
2022年10月から開始する薬局薬剤師病院研修の募集を開始します。
詳しくは【こちら】をご確認ください。
たくさんのご応募をお待ちしております。
2022年7月13日
2023年度薬剤師の追加募集を行います。
詳細は【こちら】をご確認ください。
2022年6月16日
6/16 鍛治園誠先生が地域薬学ケア専門薬剤師研修制度Webセミナーで講演を行いました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/research/gyouseki/gyouseki05.html
2022年6月3日
薬学部生1~4年生を対象に、2022年度 岡山大学病院薬剤部 インターンシップを実施いたします.
詳細はインターンシップ募集のページをご参照ください。
2022年6月2日
座間味先生と徳島大学の共同研究成果について、テレビ報道(NHK岡山)されました。「抗がん剤の副作用抑える治療法発見」
2022年5月9日
岡山大学病院薬剤部のTwitterを開設いたしました。
薬剤部の最新情報やイベント情報、採用情報などを投稿いたします。
ページへの移動はこちらから
2022年5月2日
岡山大学病院薬剤部のFACEBOOKを開設いたしました。
薬剤部の最新情報やイベント情報、採用情報などを投稿いたします。
ページへの移動はこちらから
2022年5月2日
三浦薬剤師が日本小児臨床薬理学会/日本薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師に認定されました。
2022年4月21日
臨床薬剤学分野に所属する学部4年生の内山充佑さんが岡山大学において研究や学業などで優秀な成果を収めた学生を顕彰する「金光賞」を受賞しました。

2022年4月14日
2023年度 新卒採用説明会について、大変ご好評いただき、問い合わせを多数いただいております。そこで、1回のみ 追加でWeb説明会を実施します。
下記日程で開催いたしますので、参加ご希望の方は,URLより申し込みください。
日時:5月11日 14時~16時
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfhgL-AM68GdjNdP4kIWtc8yT2g4QqgVPzD-712tiHaWwWBmw/viewform?usp=sf_link
申込締め切り:5月6日 17時【厳守】
多数のご参加をお待ちしております。
2022年4月4日
西原副部長・東恩納先生が参加しているCOVID-ICTが病院長賞「楷の木賞特別賞」を受賞しました。受賞・表彰情報を更新しました。

2022年4月4日
座間味教授が執筆した論文が薬事日報に掲載されました。
薬事日報「高脂血症薬が副作用抑制‐抗癌剤による末梢神経障害」第12579号 2022年03月30日 掲載
2022年4月1日
濱野先生が新しく講師として着任されました。
講演会講師
2022年12月13日
- 座間味 義人
第43回日本臨床薬理学会学術総会(横浜;11/30~12/3)
シンポジウム28:第6回臨床薬理学集中講座フォローアップ・セミナー
「臨床薬理学集中講座受講者による臨床薬理共同研究推進体制の構築に向けた取り組み - 座間味義人
第96回日本薬理学会年会(横浜;11/30~12/3)
シンポジウム29:日本臨床薬理学会共催シンポジウム
「Bridge research between clinical pharmacology and basic pharmacology using medical bigdata based data science」 - 鍛治園誠
第43回日本臨床薬理学会学術総会(横浜;11/30~12/3)
シンポジウム25:専門看護師,認定看護師,特定行為研修における臨床薬理学教育の課題と展望
「看護師が薬理学を学ぶ意義と課題」
2022年11月22日
- Yoshito Zamami
37th JSSX Annual Meeting (東京:11/9)
「Development of preventive methods for drug-related side effects based on digital analysis technology using a large-scale medical information database」 - 座間味 義人
第43回日本薬学会 九州支部コロキウム 教育講演(Web;10/22)
「データサイエンスを基盤とした臨床薬理学研究」 - 座間味 義人
薬剤部ホームカミングディ2022(岡山;10/22) 同窓生シンポジウム「岡山大学病院における薬剤師業務の展望」
- 鍛治園 誠 第4回Taiho Web Lecture for Pharmacist in Chugoku Area(Web;11/18)
「がん治療に起因した口腔内有害事象へのアプローチ」 - 村川 公央 薬剤師のための災害医療スキルアップセミナー② in 岡山(岡山;11/16)
「救護所における薬剤師の活動 ~岡山県病院薬剤師会の関わり~」 - 鍛治園 誠 徳島大学病院-岡山大学病院 合同カンファレンス(Web;11/14)
「岡山大学病院での外来診療における薬剤師の関わり ~がん化学療法を中心に~」 - 鍛治園 誠 外来化学療法におけるチーム医療(Web;11/10)
「外来がん治療における薬剤師業務の現状と課題」
2022年11月8日
- 鍛治園 誠 フォーミュラリ推進を考える会 in OKAYAMA ~バイオシミラーへの期待~(Web;10/11)
「バイオシミラー導入における薬剤師の役割と課題」 - 鍛治園 誠 安佐薬剤師会研修会(Web;10/20)
「がん治療の地域連携推進に向けての現状と課題」 - 鍛治園 誠 Pharmacist Seminar in 岡山(Web;10/31)
「がん治療における薬剤性間質性肺炎の患者フォローに必要なスキル」
詳しくはこちら
2022年10月7日
- 黒田 智
第19回DIA日本年会2022(東京・Web;10/9~11)
LS04:Present and Future of Risk-Based Approaches in Clinical Trial Operations(臨床試験実施におけるリスクベースドアプローチの現状と未来への探求)
「Current Status and Challenges of RBA Initiatives at Clinical Trial Sites(治験実施施設におけるRBAの取り組みの現状と課題)」 - 黒田 智
日本病院薬剤師会主催 第25回CRC養成研修会(Web;10/6~7)
「治験審査委員会の役割・機能と実施医療機関に必要な事務局業務の実際」 - 黒田 智
日本病院薬剤師会主催 第2回臨床研究・治験事務局ベーシックセミナー2022(Web;6/4)
「適正な治験費用の実現に向けて(医療機関の立場から)」 - 奥田 浩人
第22回CRCと臨床試験のあり方を考える会議2022(新潟; 9/17)
シンポジウム6:今だからわかる!遠隔地からの医療情報閲覧のあり方~医療機関・治験依頼者双方から視る、リモートアクセスモニタリングへの取り組みと検討課題~
「Webカメラを利用したリモートアクセスモニタリングへの取り組み」 - 有木 沙織
第2回慢性腎臓病(CKD)オンライン研修会(Web;10/2)
「CKD患者の服薬指導と注意点」 - 鍛治園 誠
Pfizer Oncology Biosimilar Internet Symposium(Web:9/30)
「バイオシミラー導入と診療報酬改定への取り組み」 - 鍛治園 誠
Endometrial Cancer Seminar(Web;9/26)
「外来でのがん化学療法マネジメントの実際~分子標的薬のマネジメントを中心に~」 - 久保和子
第61回薬学教育者ワークショップ中国・四国 in岡山(岡山:9/18・19)
タスクフォース
2022年9月7日
日時 | 2022年8月22日(月)18時から |
---|---|
場所 | ZOOM開催 |
講習会題名 | 岡山大学 教育推進機構主催 組織行動学におけるリーダーシップとコミュニケーション |
内容 | 8/1の講習会に引き続き、岡山大学教育推進機構 町田尚史先生を講師としてお招きして、「組織行動学におけるリーダーシップとコミュニケーション」をテーマに二回目の講習会を開催いたしました。 岡山大学病院薬剤部の組織活動において、若手からベテランまでリーダーシップとコミュニケーションをどのように活用するのか、ZOOMのブレイクアウトルームを活用した実践型プログラムを通して研修しました。 |
2022年8月6日
日時 | 2022年8月1日(月)18時から |
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場所 | ZOOM開催 |
講習会題名 | 岡山大学 教育推進機構主催 組織行動学におけるリーダーシップとコミュニケーション |
内容 | 岡山大学教育推進機構 町田尚史先生を講師としてお招きして、「組織行動学におけるリーダーシップとコミュニケーション」をテーマに講習会を開催いたしました。 岡山大学病院薬剤部の組織活動において、若手からベテランまでリーダーシップとコミュニケーションをどのように活用するのか、ZOOMのブレイクアウトルームを活用した実践型プログラムを通して研修しました。 |
2022年7月12日
7/12 村川 公央先生が研修会講演を行いました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/gyoumu/report/conference.html
2022年7月11日
7/5 蔵田 靖子先生がCINV Symposium in 岡山~アロカリス発売記念~で地域・研究会講演を行いました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/gyoumu/report/conference.html
2022年6月25日
6/25 鍛治園 誠先生が慶應義塾大学薬学部 生涯学習 公開講座で地域・研究会講演を行いました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/gyoumu/report/index.html
2022年6月17日
6/17-6/18 鍛治園誠先生が第28回日本遺伝性腫瘍学会学術集会 モーニングセミナーで講演を行いました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/research/gyouseki/gyouseki05.html
2022年5月9日
5月6日 濱野先生が2022 Forbidden City International Pharmacist Conferenceで外国人招聘講演を行いました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/research/gyouseki/gyouseki05.html
2022年5月9日
5月8日 鍛治園先生が第14回日本がん薬剤学会学術大会でシンポジウム講演を行いました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/research/gyouseki/gyouseki05.html
2022年4月26日
4月21日 東恩納先生が岡山県病院薬剤師会で講演されました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/gyoumu/report/conference/
学会発表
2022年11月22日
小沼 利光先生が第17回医療の質・安全学会学術集会で発表を行いました。
学会発表
2022年11月4日
佐田 光先生、川端 崇義先生が第61回 日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会で発表を行いました。
学会発表
2022年10月29日
岩田直大先生、中込昴希君が第16回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウムで学会発表を行いました。
学会発表
2022年9月7日
2022年9月23日~25日に開催されます第32回日本医療薬学会年会において、岡山大学病院薬剤部の先生方がシンポジウム発表をされます。
- 座間味 義人先生:オーガナイザー
9月24日(土) 13:30~15:30
シンポジウム 27:薬剤師xアカデミアで切り開く医療薬学研究の未来 - 座間味 義人先生
9月24日(土) 9:00~11:00
シンポジウム 41:ロボット・IoT技術による薬剤師業務の安全性と効率化の向上への取り組み:対人業務の拡充に向けて
『大学病院薬剤部における先進的な薬剤業務の構築を志向したDX推進の取り組み』
9月24日(土) 15:45~17:45
シンポジウム 28:医療薬学研究のボーダーレス化-基礎・臨床融合型研究のススメ-
『医療ビッグデータを基盤としたデータサイエンスによる基礎臨床融合型研究』 - 村川 公央先生
9月24日(土) 14:00~16:00
ワークショップYWS-5:電解質異常にフォーカスし、薬剤部としてアラートする!
『FiSMoツールを活用した禁忌・適応外使用情報の把握』 - 牛尾 聡一郎先生
9月24日(土) 13:30~15:30
シンポジウム 27:薬剤師xアカデミアで切り開く医療薬学研究の未来
『臨床業務から展開するIT技術を活用した新たな研究領域への挑戦』 - 黒田 智先生:オーガナイザー
9月24日(土) 9:00~11:00
シンポジウム 35:治験薬の取扱いが大きく変わる!~治験担当薬剤師でなくても知っていなければならないこと~ - 黒田 智先生
9月24日(土) 9:00~11:00
シンポジウム 35:治験薬の取扱いが大きく変わる!~治験担当薬剤師でなくても知っていなければならないこと~
『治験薬に係るGCPの改正点』 - 槇田崇志先生
9月24日(土) 14:00~16:00
ワークショップYWS-5:電解質異常にフォーカスし、薬剤部としてアラートする!
『FiSMoツールを活用した電解質検査値フォロー』 - 蔵田 靖子先生
9月24日(土) 9:00~11:00
シンポジウム 47:オンラインサロンを利用してシステマティックレビュー論文を執筆しよう!~研究計画書作成から投稿まで~
『システマティックレビュー執筆への第一歩~レター執筆と公募研究への参加で学んだこと~』 - 三浦 太郎先生
9月24日(土) 14:00~16:00
ワークショップYWS-5:電解質異常にフォーカスし、薬剤部としてアラートする!
『病棟業務、NST業務におけるFiSMoの実用例』 - 神崎 浩孝先生:オーガナイザー・座長
9月24日(土) 13:30~15:30
シンポジウム 27:薬剤師xアカデミアで切り開く医療薬学研究の未来
9月25日(日) 9:00~11:00
シンポジウム 63:病院薬剤師のセカンドキャリアを考える-職務満足度を包含した薬剤師のモチベーションとキャリアパス- - 神崎 浩孝先生
9月25日(日) 9:00~11:00
シンポジウム 63:病院薬剤師のセカンドキャリアを考える-職務満足度を包含した薬剤師のモチベーションとキャリアパス-
『病院薬剤師のワーク・モチベーション ~人的資源管理の視点から~』
2022年7月11日
7/9 田中 雄太先生が第24回日本医薬品情報学会総会・学術大会で学会発表を行いました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/research/gyouseki/gyouseki06.html
2022年7月1日
7/1 白水翔也先生が第141回日本薬理学会近畿部会で学会発表を行いました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/research/gyouseki/gyouseki06.html
2022年5月24日
5/21 大川恭昌先生が第38回日本救急医学会中国四国地方会で学会発表を行いました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/research/gyouseki/gyouseki06.html
研究情報
2022年12月13日
槇枝大貴先生が『薬局』に「薬剤師力の型ー新たな思考と行動プランを手に入れろー 拾弐の型「過去の治療歴から現在の薬物治療への影響を考えよ」と題して執筆しました。
著書
2022年12月13日
松本准助教と薬剤部で共同研究を行った成果がMolecular and Cellular Biochemistry誌 (Impact Factor: 3.842) に受理されました。 「Significance of UGT1A6, UGT1A9, and UGT2B7 genetic variants and their mRNA expression in the clinical outcome of renal cell carcinoma」
2022年12月13日
槇枝大貴先生が『薬局』に「薬剤師力の型ー新たな思考と行動プランを手に入れろー 拾弐の型「過去の治療歴から現在の薬物治療への影響を考えよ」と題して執筆しました。
著書
2022年11月22日
有木沙織先生が『JOHONS』に「薬にまつわる疑問13.その他 透析患者に対する処方のコツを教えてください」と題して執筆しました。
著書
2022年11月8日
建部泰尚先生の研究成果がPediatr Blood Cancer誌に受理されました。
原著論文
2022年10月7日
- 久保和子
薬剤師のための薬物療法問題集,じほう,東京,P.196-203,2022 - 槇枝大貴
臨床腫瘍薬学 第2版, じほう, 東京, P210-217, 2022 - 槇枝大貴
臨床腫瘍薬学 第2版, じほう, 東京, P731-740, 2022
2022年9月20日
発表のポイント
- 医療情報ビッグデータを活用したデータサイエンスにより、腎癌に対する主要な2つの薬物療法について、副作用を解析しました。
- リアルワールドデータから、これら2つの療法で特に注意が必要な副作用を明確にし、2つの療法における副作用の差を明らかにしました。
- 本研究成果は、副作用の観点から各腎癌患者さんに適した薬物療法の選択に繋がることが期待されます。

岡山大学学術研究院医歯薬学域(薬)の松本准助教、薬剤部の座間味義人教授、濱野裕章講師、牛尾総一郎特任助教、岩田直大薬剤師、学術研究院医歯薬学域(薬)の有吉範高教授、学術研究院医歯薬学域(医)の荒木元朗准教授、那須保友理事(研究担当)・副学長をはじめとする共同研究グループは、医療情報ビッグデータを活用したデータサイエンスにより、腎癌に対する最新の薬物併用療法であるアキシチニブ+ペムブロリズマブとレンバチニブ+ペムブロリズマブの副作用の差を初めて明らかにしました。
近年、腎癌に対して免疫チェックポイント阻害剤とチロシンキナーゼ阻害剤を組み合わせた新しい薬物療法が複数開発され、大きく注目を集めています。しかし、それぞれの療法の効果は一長一短であり、どの療法を選択するべきか、いわゆる“ものさし”となる指標が極めて乏しい状況です。そこで本研究では、それぞれの副作用がどちらの療法で生じやすいかを明確にし、副作用という観点を“ものさし”とすることで、各腎癌患者さんに適した薬物療法を選択することを目指しました。今後は、本研究成果と腎癌患者さんの状態とを照らし合わせることによって、薬物治療の個別化が推進できる可能性があります。
本研究成果は、2022年7月29日に欧州の泌尿器科学雑誌「European Urology Focus」にオンライン版として掲載されました。
研究者からひとこと

松本助教
ビッグデータを用いたデータサイエンス研究により、現在最も注目されている最前線の薬物療法について、その治療戦略の構築に貢献できたと考えています。本研究は薬学部と医学部、および病院との連携によって実現した共同研究になります。今後も各部門との連携を大切にすることで、患者さんにとってより有益な成果を出していきたいと考えています。
論文情報
論文名 | Adverse Events of Axitinib plus Pembrolizumab versus Lenvatinib plus Pembrolizumab: A Pharmacovigilance Study in FDA Adverse Event Reporting System |
---|---|
邦題名 | 「アキシチニブ+ペムブロリズマブ vs レンバチニブ+ペムブロリズマブ:FDA有害事象報告システムを用いた医薬品安全性監視研究」 |
掲載紙 | European Urology Focus (Impact Factor: 5.952) |
著者 | Jun Matsumoto, Naohiro Iwata, Shogo Watari, Soichiro Ushio, Shoya Shiromizu, Tatsuaki, Takeda, Hirofumi Hamano, Makoto Kajizono, Motoo Araki, Yasutomo Nasu, Noritaka Ariyoshi, Yoshito Zamami |
DOI | 10.1016/j.euf.2022.07.003. |
URL | https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S240545692200164X?via=ihub |
詳しい研究内容について
副作用の観点から腎癌に対する薬物治療の個別化を推進!~リアルワールド・ビッグデータを実臨床に還元~
お問い合わせ
岡山大学学術研究院医歯薬学域(薬)
疾患薬理制御科学分野 助教 松本 准
(電話番号)086-235-7873 (FAX番号)086-235-7873
2022年9月7日
座間味義人先生の研究内容である「医療ビッグデータを用いたデータサイエンスによって広がるドラッグリポジショニングの可能性」について、FOCUS ONで報告いたしました。
「FOCUS ON」は、岡山大学の大学記者クラブ(新聞社、放送局等14社が加盟)に対して、ユニークな研究や取組を紹介する定例記者発表です。
報告内容は下記のサイトに掲載されています。
2022年9月7日
呼吸器・乳腺内分泌外科と武田薬剤師が共同研究を行った成果がCancer Science誌 (Impact Factor: 6.518) に受理されました。
「Drug repositioning of tranilast to sensitize a cancer therapy by targeting cancer-associated fibroblast」
2022年8月23日
松本准助教と薬剤部で共同研究を行った成果がEuropean Urology Focus誌 (Impact Factor: 5.952) に受理されました。
「Adverse Events of Axitinib plus Pembrolizumab versus Lenvatinib plus Pembrolizumab: A Pharmacovigilance Study in FDA Adverse Event Reporting System」
詳細については、岡山大学のHPにプレスリリースを掲載しています。
2022年8月4日
団迫湊先生の研究成果が日本病院薬剤師会雑誌に、執筆内容が岡山医学会雑誌誌に掲載されました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/research/gyouseki/gyouseki02.html
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/research/gyouseki/gyouseki04.html
2022年6月2日
座間味先生と徳島大学の共同研究成果がEuropean Journal of Pharmacology誌に受理されました。
https://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/research/gyouseki/gyouseki01.html
「Acta Medica Okayama誌、J Infect Chemother誌、Sci Rep誌」
2022年4月13日
東恩納先生の研究成果および共同研究成果がActa Medica Okayama誌、J Infect Chemother誌、Sci Rep誌に受理されました。
(業績のページ)
「Education and Information Technologies」「Clinical and Translational Science」「Biological and Pharmaceutical Bulletin」
2022年4月12日
座間味義人先生、濱野裕章先生の共同研究成果がEducation and Information Technologies誌、Clinical and Translational Science誌、Biological and Pharmaceutical Bulletin誌に受理されました。
(業績のページ)
2021年
お知らせ
2021年12月24日
岡山大学病院腫瘍センターと共同で「岡山大学病院「連携充実加算」算定に関する講習会」を開催します(ZOOMによるオンライン講演会)。
ご参加には事前申し込みが必要です(先着100名、申込期間:2022年1月11日(火)~2月4日(金)17:00 但し定員に達し次第締め切ります)。
詳細は「こちら」をご確認ください。
2021年9月29日
第16回日本禁煙科学会学術総会での廣江薬剤師の発表が優秀演題賞を獲得しました。
2021年9月24日
服薬情報提供書(トレーシングレポート)の運用のページを新しくしました。
2021年9月24日
院外処方せんにおける保険薬局の問合せを簡素化する取組みのページを新しくしました。
2021年9月15日
9月1日付で 座間味義人 教授・薬剤部長が着任され新体制となりました。
2021年8月19日
最近の薬剤部のイベントを紹介するページ「薬剤部NOW」を新しく作成しました。
記念すべき1回目は、薬剤部の新しいユニフォームの紹介です。
2021年8月12日
岡山大学病院腫瘍センターと共同で「岡山大学病院「連携充実加算」算定に関する講習会」を開催します(ZOOMによるオンライン講演会)。
ご参加には事前申し込みが必要です(先着100名、申込期間:8月16日(月)~9月3日(金)17:00)。
詳細は「こちら」をご確認ください。
応募者が定数に達したため、申し込みを締め切りました。次回研修会へのご参加をお待ちしております。
2021年3月2日
COVID-19感染症の拡大に伴い、これまで当薬剤部の見学や説明会の開催を中止しておりましたが、この度、WEB採用説明会を開催することといたしました。
詳細は【こちら】をご参照いただき、ファイル内に記載されている専用フォームから参加申し込みを行ってください。
募集締切日:2021年4月10日
2021年3月1日
2022年度採用薬剤師の募集を行います。詳細につきましては[こちら]をご確認ください。
2021年1月5日
岡山大学病院の「連携充実加算」算定開始に伴い、岡山大学病院腫瘍センターと共同で「岡山大学病院「連携充実加算」算定に関する講習会」を開催します(ZOOMによるオンライン講演会)。
ご参加には事前申し込みが必要です(先着100名、申込期間:1月18日(月)~2月5日(金)17:00)。
詳細は「こちら」をご確認ください。
定員に達したため、申し込みを締め切りました。多数の申し込みありがとうございました。
2020年
お知らせ
2020年8月24日
9/17開催予定の連携充実加算算定開始に伴う講演会は、多くのご応募をいただき、定員に達しましたので締め切らせていただきました。
多くのご応募、ありがとうございました。
応募いただきました先生方には追ってご連絡差し上げます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
2020年8月13日
岡山大学病院の「連携充実加算」算定開始に伴い、岡山大学病院腫瘍センターと共同で「岡山大学病院「連携充実加算」算定開始に伴う講演会」を開催します(ZOOMによるオンライン講演会)。
ご参加には事前申し込みが必要です(先着100名、申込期限:9月4日(金))。
詳細についてはこちらをご確認ください。
2020年8月11日
令和3年度採用薬剤師の追加募集を行います。試験内容、提出書類に関しまして、現状を鑑み、下記の通り形式を変更して実施します。
詳細については募集要項もご覧ください。
小論文:事前配布し、郵送もしくはメール添付での返信とします。
面接試験:Webを用いた試験を予定しています。
ご不明な点がございましたらご連絡ください。
皆様の応募を、薬剤部一同お待ちしております。
お問い合わせ先
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
岡山大学病院薬剤部 教授・薬剤部長 千堂 年昭
Mail : sendou◎md.okayama-u.ac.jp(◎を@に置き換えて使用してください)
または
副薬剤部長 鍛治園 誠
Mail : kajizo-m◎cc.okayama-u.ac.jp(◎を@に置き換えて使用してください)
2020年7月9日
岡山大学病院は、2020年度薬剤師職員を随時募集しています。詳細は[こちら]をご覧ください。
2020年5月1日
令和3年度採用試験は当初の予定通り6月1日に実施予定(締め切り:5月18日)ですが、現状を鑑みまして、形式の変更がございます。
小論文:事前配布し、郵送もしくはメール添付での返信とします。
面接試験:Webを用いた試験を予定しています。
詳細については募集要項もご覧ください。
ご不明な点がございましたらご連絡ください。
皆様の応募を、薬剤部一同お待ちしております。
お問い合わせ先
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
岡山大学病院薬剤部 教授・薬剤部長 千堂 年昭
Mail : sendou◎md.okayama-u.ac.jp(◎を@に置き換えて使用してください)
または
副薬剤部長 鍛治園 誠
Mail : kajizo-m◎cc.okayama-u.ac.jp(◎を@に置き換えて使用してください)
2020年3月3日
2021年度薬剤師採用の募集要項を掲載しました。是非、応募ください。
2020年2月19日
2020年度より薬局薬剤師を対象とした研修を実施します。締め切り:3月3日
2020年2月6日
採用説明会・施設内見学会を実施します。希望の方は応募ください。